ボイラー室内に設置されてる貫流ボイラーの配管部分が外気と直接接していることから、この部分から熱エネルギーロスを防止することをお客様がご検討されていました。この外気と接している部分へ保温ジャケットを取り付けることで、配管からのエネルギーロスを防止することに。
相談を受けた弊社が配管レイアウトを含むボイラー室現場を確認し、メーカー・並びに保温ジャケットの最も費用対効果のある提案を検討いたしました。
保温ジャケットの目的はその名の通り保温が目的であるため、ジャケットに使われている素材の保温性能が重要になります。そこで、メーカーごとに比較表を出してもらい、最終的に
外皮:シリコンガラスクロス、中綿:SWM(ガラスニードルマット) 25t、内皮:ガラスクロスMT-36T
の保温ジャケットが最も費用対効果があると判断し、ユーザー様に提案いたしました。
また、ボイラー配管のボイラー下部、側面、天面、ヘッダー部に、配管に合わせた複数種類のサイズ・呼びA:50A(外形:60.5mm)・80A(89.1mm)・100A(114.3mm)・200A(216.3mm)の保温ジャケットを選定・採用することになりました。